こちらは東日本大震災復興支援・チャリティ小説同人誌『文芸あねもね』公式ブログです。
最新情報や執筆者&内容紹介など随時更新しています。
「女による女のためのR-18文学賞」過去受賞者(+α)で
「少しでも東日本大震災被災者の力になれれば」と話し合った結果、同人誌をつくることになりました。
2011年7月15日より2012年2月24日まで、電子書籍サイト・パブーにて電子書籍版を販売、
その後紙の書籍として新潮文庫に入る運びとなりました。
現在、朗読プロジェクト「文芸あねもねR」も進行中!
【執筆者一覧】
彩瀬まる・豊島ミホ・蛭田亜紗子・三日月拓・南綾子・宮木あや子
山内マリコ・山本文緒・柚木麻子・吉川トリコ(五十音順/敬称略)
■イラストレーション/さやか ■デザイン/山口由美子
※参加者の詳細は「プロフィール欄」をお読みください。
※この企画の成り立ちについては「はじめに」をお読みください。
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あねもねR、新作収録レポート
2015.09.04 Friday | category:あねもねR
みなさま、大変ご無沙汰しております。
前回の更新からなんと半年以上!! 経過しているのですね……。
3月のラカグでのイベントも無事終わり(今言うのもあれですが、
お越し下さったみなさま、ありがとうございました!)
あねもねRでは久々に新しい動きがありました。
それは……新作の収録!
前回の「真智の火のゆくえ」が昨年9月収録でしたから
その間約1年。
この記事を書いている私が豊島ミホなので言いますが、
「真智〜」が長くてめっちゃ編集のお手間を取らせてしまったんですよね!
出演者のみなさんはもちろんですが、編集まで全部担当してくださっている
あねもねRスタッフのみなさまには、大大感謝です。
*
今回収録したのは、山本文緒さんの「子供おばさん」でした。
そして朗読は、なんっっっと! 大塚明夫さん!!(ひょえーーー!!)
執筆陣からは、私と柚木麻子が立ち会わせていただきました。
もうだいぶ、ミーハー心で見学という感じ……(いつもそうだけど)。
「子供おばさん」は、女性一人称の小説です。
あねもねR作品では「ばばあのば」も同じく
女性一人称を男性(杉田智和さん)に読んでいただく形でした。
女性が読んでもいいけど……男性もアリかな!? という作品があるんですよね。
それを見抜いてディレクションしてくださる敦子さん&喜久子さんがすごいんですが!
今作の大塚さんはもう……!!
どれくらいハマっているか、多分聴くまでは誰も予測できないと思います。
そしてもちろん、ハマり具合だけではなく、
読みも圧巻でした。
スタジオの都合で収録時間がかなりタイトだったのですが、
スムーズに進んで時間が余り気味になったほど。
そんな中で、大塚さん自らリテイクを希望されたシーンが
あったことも印象に残っています。
既読の方向けにちょっとバラしてしまうと、
喫茶店での、主人公とお兄さんの会話シーン。
あの会話シーンをまるっともう1回……!
収録したのみならず、確かに
リテイクバージョンのほうがものすごくよかったんですよ!
1回目もじゅうぶん聞き惚れていましたが、
2回目は、その1回目を上回っていくのがわかる分、鳥肌ものでした。
最後まで録り終えた後の、敦子さん&喜久子さんの反応が
Rのほうのブログに一言書いてありますので、
そちらもご覧下さい★
ってただの誘導ではなく、Rブログには記念写真もありますので!
声優さんたちのお祭り、日俳連チャリティーバザーのお知らせも出ています。
9月7日必着申し込みの事前申し込み・抽選制ですが、
敦子さん&喜久子さんから直であねもねRのCDが買えちゃう
かもしれない(※時間帯によります〜)ビッグイベントですよー!
*
以下はもう完全に私の個人的な余談になりますが、
この「子供おばさん」。
作中に、最後まで解けない謎がひとつあります。
謎というのもちょっと語弊があるかな?
主人公の視点では「わからない」とされたまま終わること、ですね。
読者にはだいたいわかるだろう……ということで
伏せているのだと思いますが、
やっぱり明言がない分、ちょっと自信がなかったんです。
自分が「こうだろう」と思っていることに対して。
でも収録の機会に、まず柚木に訊いてみたところ同じ答えで……。
なおかつ収録後に大塚さんにも「どう思いますか?」と
訊いてしまったのですが(おそれおおくも〜)
やっぱり同じ答えでした。
嬉しかった……!
今回も貴重な体験をさせていただいた収録でした。
素晴らしい作品になったはずなので、
みなさま、リリースを楽しみにお待ち下さい!
配信が始まりましたら、また告知させていただきます。
発売中のあねもねR作品一覧は、こちらです。
(文責・豊島ミホ)
前回の更新からなんと半年以上!! 経過しているのですね……。
3月のラカグでのイベントも無事終わり(今言うのもあれですが、
お越し下さったみなさま、ありがとうございました!)
あねもねRでは久々に新しい動きがありました。
それは……新作の収録!
前回の「真智の火のゆくえ」が昨年9月収録でしたから
その間約1年。
この記事を書いている私が豊島ミホなので言いますが、
「真智〜」が長くてめっちゃ編集のお手間を取らせてしまったんですよね!
出演者のみなさんはもちろんですが、編集まで全部担当してくださっている
あねもねRスタッフのみなさまには、大大感謝です。
*
今回収録したのは、山本文緒さんの「子供おばさん」でした。
そして朗読は、なんっっっと! 大塚明夫さん!!(ひょえーーー!!)
執筆陣からは、私と柚木麻子が立ち会わせていただきました。
もうだいぶ、ミーハー心で見学という感じ……(いつもそうだけど)。
「子供おばさん」は、女性一人称の小説です。
あねもねR作品では「ばばあのば」も同じく
女性一人称を男性(杉田智和さん)に読んでいただく形でした。
女性が読んでもいいけど……男性もアリかな!? という作品があるんですよね。
それを見抜いてディレクションしてくださる敦子さん&喜久子さんがすごいんですが!
今作の大塚さんはもう……!!
どれくらいハマっているか、多分聴くまでは誰も予測できないと思います。
そしてもちろん、ハマり具合だけではなく、
読みも圧巻でした。
スタジオの都合で収録時間がかなりタイトだったのですが、
スムーズに進んで時間が余り気味になったほど。
そんな中で、大塚さん自らリテイクを希望されたシーンが
あったことも印象に残っています。
既読の方向けにちょっとバラしてしまうと、
喫茶店での、主人公とお兄さんの会話シーン。
あの会話シーンをまるっともう1回……!
収録したのみならず、確かに
リテイクバージョンのほうがものすごくよかったんですよ!
1回目もじゅうぶん聞き惚れていましたが、
2回目は、その1回目を上回っていくのがわかる分、鳥肌ものでした。
最後まで録り終えた後の、敦子さん&喜久子さんの反応が
Rのほうのブログに一言書いてありますので、
そちらもご覧下さい★
ってただの誘導ではなく、Rブログには記念写真もありますので!
声優さんたちのお祭り、日俳連チャリティーバザーのお知らせも出ています。
9月7日必着申し込みの事前申し込み・抽選制ですが、
敦子さん&喜久子さんから直であねもねRのCDが買えちゃう
かもしれない(※時間帯によります〜)ビッグイベントですよー!
*
以下はもう完全に私の個人的な余談になりますが、
この「子供おばさん」。
作中に、最後まで解けない謎がひとつあります。
謎というのもちょっと語弊があるかな?
主人公の視点では「わからない」とされたまま終わること、ですね。
読者にはだいたいわかるだろう……ということで
伏せているのだと思いますが、
やっぱり明言がない分、ちょっと自信がなかったんです。
自分が「こうだろう」と思っていることに対して。
でも収録の機会に、まず柚木に訊いてみたところ同じ答えで……。
なおかつ収録後に大塚さんにも「どう思いますか?」と
訊いてしまったのですが(おそれおおくも〜)
やっぱり同じ答えでした。
嬉しかった……!
今回も貴重な体験をさせていただいた収録でした。
素晴らしい作品になったはずなので、
みなさま、リリースを楽しみにお待ち下さい!
配信が始まりましたら、また告知させていただきます。
発売中のあねもねR作品一覧は、こちらです。
(文責・豊島ミホ)