こちらは東日本大震災復興支援・チャリティ小説同人誌『文芸あねもね』公式ブログです。
最新情報や執筆者&内容紹介など随時更新しています。
「女による女のためのR-18文学賞」過去受賞者(+α)で
「少しでも東日本大震災被災者の力になれれば」と話し合った結果、同人誌をつくることになりました。
2011年7月15日より2012年2月24日まで、電子書籍サイト・パブーにて電子書籍版を販売、
その後紙の書籍として新潮文庫に入る運びとなりました。
現在、朗読プロジェクト「文芸あねもねR」も進行中!
【執筆者一覧】
彩瀬まる・豊島ミホ・蛭田亜紗子・三日月拓・南綾子・宮木あや子
山内マリコ・山本文緒・柚木麻子・吉川トリコ(五十音順/敬称略)
■イラストレーション/さやか ■デザイン/山口由美子
※参加者の詳細は「プロフィール欄」をお読みください。
※この企画の成り立ちについては「はじめに」をお読みください。
スマホ用あねもねの読み方・上級編(というか有料アプリ編)
2012.01.18 Wednesday | category:過去のお知らせなど
「文芸あねもね」ePub版を読んでいただくための無料アプリについては、

上の記事で解説させていただきました。
以下は余談&有料アプリの紹介になります。
個人的な感想ですが、ePubファイルを扱ってみて、
iBooksってやつも悪くなかったんだな〜っと初めて思いました。
今回リリースしたePubは自動生成でなく外部委託でもなく、
「文あね」内部でイチから作成いたしましたので……
「うわぁこのアプリだとこのタグ読み込んでくれないんだ!」とか
「レイアウトが超くずれる!」とか、そんなこととも格闘したんですよ。
さくっと素直に、だいたい想像のままにファイルを表示してくれたのは、iBooksでした。
PDF版を扱っている時は、「左綴じ設定でしか読めない欧米仕様アプリなんてっ……(怒)」
という感じでしたが、ePubに関しては
他の欧米仕様アプリに比べたらまだ日本語に親切でしたよ!
まったくもう!
*
と言いつつどうしても縦書きで読みたい方へ
iPhone用の有料縦書きアプリをひとつご紹介させていただきます。

青空文庫、とサブアプリ名(?)がついている通り、
あの青空文庫からスルスルデータを落として
古今の名作を読ませていただくことができるアプリですが、
これで「文芸あねもね」ePub版も読むことができるんです。
縦書きでサクサク! ピンチイン/ピンチアウトひとつでフォントサイズの変更が可能!
初めて触った時は感激しました!!
ただし無料版が存在しないので、いきなり買っていただくしかないんですね〜このアプリ。
今見ると350円なので(※アプリ価格は変動する可能性があります)
名作文庫を1冊買ったと思って買ってもらえばまず後悔しないと思うんですが……。
(※青空文庫のテキストは、もちろん全部内蔵されているわけではなく、
読みたいものを落としに行く形式になっています。)
ひとつ残念なのが、このアプリでは書籍内リンクが無効になってしまう点です……。
テキスト量が膨大な「あねもね」ePub、今回は目次に各作品へのリンクを埋め込みました。
iBooksではこれで一発ジャンプが可能なのですが、bREADERではそれができません。
このアプリの購入をご検討される方は、あらかじめご了承下さいませ。
*
私はiPhoneというかiPod touchユーザーなのですが、
Androidの読書アプリというのはどういう感じなんでしょうかね?
調べたところ、bREADERのように「青空文庫を縦書きで読む」類のアプリは
いくつか存在するようですが、これで「あねもね」を読み込めるかという
確認は取れていません……。
快適な、きれいに読めるアプリがあるといいんですが。
あくまでマーケットをざっと検索してレビューを見た上での直感にすぎませんが、
縦書きビューワ、これは良さそうな気がします。
ePubに関しては「簡易対応」とのことなので、どれくらい再現してくれるかはわかりませんが
無料なので、興味がある方はお試し下さい。
(文責・豊島ミホ)