こちらは東日本大震災復興支援・チャリティ小説同人誌『文芸あねもね』公式ブログです。
最新情報や執筆者&内容紹介など随時更新しています。
「女による女のためのR-18文学賞」過去受賞者(+α)で
「少しでも東日本大震災被災者の力になれれば」と話し合った結果、同人誌をつくることになりました。
2011年7月15日より2012年2月24日まで、電子書籍サイト・パブーにて電子書籍版を販売、
その後紙の書籍として新潮文庫に入る運びとなりました。
現在、朗読プロジェクト「文芸あねもねR」も進行中!
【執筆者一覧】
彩瀬まる・豊島ミホ・蛭田亜紗子・三日月拓・南綾子・宮木あや子
山内マリコ・山本文緒・柚木麻子・吉川トリコ(五十音順/敬称略)
■イラストレーション/さやか ■デザイン/山口由美子
※参加者の詳細は「プロフィール欄」をお読みください。
※この企画の成り立ちについては「はじめに」をお読みください。
久しぶりの更新になります〜。
東京は、梅雨の晴れ間がぐぐっと夏っぽい感じになってきましたが
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今回は朗読チャリティープロジェクト「文芸あねもねR」の
お知らせでもあり、執筆陣のお知らせでもある告知記事です☆
「あねもねR」のポッドキャストに、
私・豊島ミホと南綾子でお邪魔してきました!
*
実は、「あねもねR」のポッドキャストが4月から始まっているのです!
MCはもちろん、井上喜久子さん&田中敦子さんのおふたり。
そう、今まで文化放送やストリーミングでお送りしてきた
おふたりの特番が、今回ポッドキャストになったのです〜。
いつでも聴けるしバックナンバーも聴ける☆
その名も
「純喫茶あねもねR」!!
喜久子さんと敦子さんが
浜松町でマスターをつとめている喫茶店に
毎回いろんなゲストがやってくる! という番組です。
喜久子さんのコーナー+敦子さんのコーナー+ゲストトーク
という構成に(おおよそ)なっています。
私は、喜久子さん敦子さんのふんわりトークが大好きなので
初回から全部聴いてます☆
ラストの、アシスタント黒岩さんの告知まできっちり聴いております!
(長旅の時は特におともとしてありがたい存在でした)
(ただし電車の中でニヤニヤしてしまいました)
今回はそこにお邪魔させていただくという
貴重な機会……!
とっても楽しかったです。
聴いてる時も楽しかったけど、入っても楽しいふんわり界でした。
南さんの来週発売の新刊
『ぬるま湯女子会、38度(ときどきちょっと熱い) 』の
お知らせも兼ねてお邪魔したので
今回は主に南さんがトークしています。
それを私がムダにまぜっかえしてる
っていうのに……完成音源聴いて初めて気づきました(がーん)
いっぱい話したいっていう気持ちが裏目に出たみたいです。
ごめんなさい。
声優さんファン&アニメファンのみなさんも
どどどどうぞ最後まで聴いてくださいまし!
今回のラストのふつおた(に対する喜久子さん敦子さんのご返答)が
とっても興味深かったので!
違う業界の裏話やちょっとした話って、聴くと楽しいですよね。
そういうの、すべての回にぎゅぎゅっと詰まっているので、
「純喫茶あねもねR」、私のこの立場がなくても
いちおしポッドキャストです!
南さんと私が出演した第5回は、昨日から配信されています〜。
PC、スマホなどにさくっと無料でダウンロードできますので、
みなさまぜひぜひお聴きください。
ポッドキャストって何? という方には、
あねもねRのこのページに解説がありますよ!
*
そしてー!
「文芸あねもねR」作品、まだまだチャリティー配信中です♪
現在、「文芸あねもね」収録作のうち、
8本の朗読音源がぜっさん配信中です。
配信作&キャストさま一覧はこちら
みみもとから「文芸あねもね」ぜひよろしくお願いします〜。
うち3本はCDにもなっています。CD情報はこちら。
通販もしていますよー。
だいぶご無沙汰しております。文芸あねもねですー!
東京も空気が冬になりました。ほっぺたがつんつんするー!
年が明けたらもう2016年なんですね……。
「文芸あねもね」電子版が2011年、
文庫化してもらったのが2012年ですから、
このサイトをオープンした震災直後から数えると、
5年という月日が経とうとしているんですね。
あねもねの文庫は残念ながら、品切れ重版未定となって久しいですが、
声優さんたちによるチャリティー朗読企画「文芸あねもねR」は
まだまだ続いています。
本日は新作リリースのお知らせです。
山本文緒著「子供おばさん」がリリースされましたー!(ぱちぱち)
1つ下、9月の記事にレポートがありますが、
朗読は「あの」大塚明夫さんです。
あれ? 「子供おばさん」って女性一人称の小説じゃないっけ?
と思った山本文緒ファンのあなた!
その通りです。それを大塚さんが読んでいらっしゃるんですよー。
どっこいドハマりなんです!
とにかく一度お聴きいただきたい!
試聴はこちらの販売ページで☆
(なんとワンクリックで聴けちゃいます)
価格はいつも通りの税込540円です。
長い作品はもちろんおトク感ありますが、
「子供おばさん」のように短い作品で
さくっとオーディオブック体験を味わってみるのも
「耳から読書」初心者の方にはよろしいのではないでしょうか!
収録時間53分で540円だったら、正直まだまだおトクすぎる域でもありますしね。
しかも寄付金……さっきも書きましたが、相変わらず収益は寄付金になりますので。
(大塚さんだってノーギャラでのご出演なんですよ! すごい話や……)
お手軽な震災復興支援方法としても、ぜひぜひ、です。
*
「あねもねR」の朗読作品はこれで8本目でした。
さ〜て残る2本は……?!
執筆陣も引き続き楽しみにしております。
(声優のみなさま&スタッフのみなさま、いつもありがとうございます!)
これまでの「あねもねR」リリース作品一覧はこちら。
そして「R」ブログのこの記事には、
CD化された音源の情報がまとまっています。
ネットでダウンロード購入できない方も、通販でCDが買えますので、
ぜひチェックしてみて下さい!
私もおこたで耳から読書の冬を過ごしたい……。
我が家におこたはありません。。。
ではでは、(ちょっと早いですが)みなさまよいお年を!
(文責・豊島ミホ)
前回の更新からなんと半年以上!! 経過しているのですね……。
3月のラカグでのイベントも無事終わり(今言うのもあれですが、
お越し下さったみなさま、ありがとうございました!)
あねもねRでは久々に新しい動きがありました。
それは……新作の収録!
前回の「真智の火のゆくえ」が昨年9月収録でしたから
その間約1年。
この記事を書いている私が豊島ミホなので言いますが、
「真智〜」が長くてめっちゃ編集のお手間を取らせてしまったんですよね!
出演者のみなさんはもちろんですが、編集まで全部担当してくださっている
あねもねRスタッフのみなさまには、大大感謝です。
*
今回収録したのは、山本文緒さんの「子供おばさん」でした。
そして朗読は、なんっっっと! 大塚明夫さん!!(ひょえーーー!!)
執筆陣からは、私と柚木麻子が立ち会わせていただきました。
もうだいぶ、ミーハー心で見学という感じ……(いつもそうだけど)。
「子供おばさん」は、女性一人称の小説です。
あねもねR作品では「ばばあのば」も同じく
女性一人称を男性(杉田智和さん)に読んでいただく形でした。
女性が読んでもいいけど……男性もアリかな!? という作品があるんですよね。
それを見抜いてディレクションしてくださる敦子さん&喜久子さんがすごいんですが!
今作の大塚さんはもう……!!
どれくらいハマっているか、多分聴くまでは誰も予測できないと思います。
そしてもちろん、ハマり具合だけではなく、
読みも圧巻でした。
スタジオの都合で収録時間がかなりタイトだったのですが、
スムーズに進んで時間が余り気味になったほど。
そんな中で、大塚さん自らリテイクを希望されたシーンが
あったことも印象に残っています。
既読の方向けにちょっとバラしてしまうと、
喫茶店での、主人公とお兄さんの会話シーン。
あの会話シーンをまるっともう1回……!
収録したのみならず、確かに
リテイクバージョンのほうがものすごくよかったんですよ!
1回目もじゅうぶん聞き惚れていましたが、
2回目は、その1回目を上回っていくのがわかる分、鳥肌ものでした。
最後まで録り終えた後の、敦子さん&喜久子さんの反応が
Rのほうのブログに一言書いてありますので、
そちらもご覧下さい★
ってただの誘導ではなく、Rブログには記念写真もありますので!
声優さんたちのお祭り、日俳連チャリティーバザーのお知らせも出ています。
9月7日必着申し込みの事前申し込み・抽選制ですが、
敦子さん&喜久子さんから直であねもねRのCDが買えちゃう
かもしれない(※時間帯によります〜)ビッグイベントですよー!
*
以下はもう完全に私の個人的な余談になりますが、
この「子供おばさん」。
作中に、最後まで解けない謎がひとつあります。
謎というのもちょっと語弊があるかな?
主人公の視点では「わからない」とされたまま終わること、ですね。
読者にはだいたいわかるだろう……ということで
伏せているのだと思いますが、
やっぱり明言がない分、ちょっと自信がなかったんです。
自分が「こうだろう」と思っていることに対して。
でも収録の機会に、まず柚木に訊いてみたところ同じ答えで……。
なおかつ収録後に大塚さんにも「どう思いますか?」と
訊いてしまったのですが(おそれおおくも〜)
やっぱり同じ答えでした。
嬉しかった……!
今回も貴重な体験をさせていただいた収録でした。
素晴らしい作品になったはずなので、
みなさま、リリースを楽しみにお待ち下さい!
配信が始まりましたら、また告知させていただきます。
発売中のあねもねR作品一覧は、こちらです。
(文責・豊島ミホ)